facebookピクセル

SEOとは

SEO(Search Engine Optimization)とは、「検索エンジン最適化」のことで、GoogleやYahoo等の検索エンジンでより多くのキーワードで上位表示するために行う様々な施策のことを言います。
SEO対策は、主にページがきちんと評価されるようにタグや内部リンクを最適化したり(内部対策)、良質なリンクを集めるための施策を行ったり(外部対策)、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作成する等があります。

SEOのメリット

SEOを実施するメリットとしては、数あるWebプロモーションの中でも最も費用対効果が望める広告手法の1つであるという点です。
Webプロモーションには「リスティング」「アフィリエイト」「SNS」「純広告(バナー)」等多岐に渡りますが、「SEO」は検索行動から目的のサイト・商品を探すモチベーションの高いユーザーが多いため、最も成果(コンバージョン)を上げやすい傾向にあります。また、オーガニック検索で上位に表示されると中長期的な流入を見込むことができ、広告費が一切かからない点は大きな魅力です。SEOの成功がWebマーケティングよるビジネスの成長の鍵と言えるかもしれません。

検索エンジンの順位の仕組み

検索エンジンはユーザーが満足して情報を得られるように、最善の検索結果を表示するために日々改善が行われています。定期的に検索エンジンの見直しとして「ペンギンアップデート」や「パンダアップデート」などの検索アルゴリズムの変更が行われています。
それでは検索結果は決められるのか、アルゴリズムの仕組みについてご紹介していきます。

クローラーとは

あるサイトがユーザーにとって有益なコンテンツを揃えているかどうか、悪質な内容を掲載していないか、などの評価をする際には、まず「クローラー」というGoogleのロボット型検索エンジンがサイトに回ってきてWeb上のHTML・画像・PDF等のファイルを収集します。
クローラーは全てのサイトを常に巡回している訳ではなく、またクローラーがサイトに来たとしても全てのファイルを巡回する訳ではありません。基本的にはリンクを通じていくつかのファイルを収集して離れていくので、巡回をしやすくするための最適化(クローラビリティの向上)を行うこともSEOの対策の1つと言えます。

どのようにサイトを評価しているか?

クローラーが収集したデータをGoogleが一旦アルゴリズムにかけて、最終的にサイトの評価が決まります。昔は「Page Rank」と呼ばれるサイトの評価値がありましたが、2016年頃よりGoogleが外部向け公開を廃止しました。
そのため、明確な指標がないままSEO対策をすることになりますが、基本的に気をつけるべきことは「コンテンツ」「リンク」のこの2つになります。「コンテンツ」は検索クエリに対して有益で豊富な情報を提供しているか、コンテンツの質や関連する下層ページ等から評価します。「リンク」は外部のサイトがどれぐらい評価(リンク)しているかが指標になります。リンクの数も重要ですが、最近では質の高いコンテンツ・サイトからのリンクを評価するようにアルゴリズムが改善されています。

検索エンジンとSEOの歴史

SEOとは「Search Engine Optimization:検索エンジン最適化」ですので、検索エンジンの仕組みの変化に伴い、最適化の方法も変化します。

西暦 出来事 備考
1990年 世界初の検索エンジン「Archie」誕生 サーバーに実装されるクライアントサーバー型のシステム
1994年  「Lycos」誕生
1995年  「Yahoo!」「Excite」「infoseek」誕生
1996年  「Yahoo!JAPAN」誕生 ソフトバンクと米ヤフーが合弁でヤフー株式会社を設立
当時はディレクトリ型検索エンジンが主流
1998年  「Google」「MSNサーチ」誕生 米Google設立

ディレクトリ型検索エンジンのSEO対策とは

ディレクトリ型検索エンジンは、検索エンジンの運営会社のスタッフの人力によってサイトを厳選して「登録」「分類」を行ってウェブディレクトリを構築していました。
そのため検索エンジンの精度は高いとは言えず、人力による検索エンジンの運用には限界がありました。
ディレクトリ型検索は基本的に半角記号、英数字、全角記号、50音(あ~ん)の順に並び、「@〜」とタイトルを付けると表示の一番先頭に表示されるため、当初はこのようなSEO対策がされていました。

ロボット型検索エンジンの歴史について

1996年に米Yahooが「Alta Vista」というロボット型検索エンジンを採用してから徐々にこちらが主流になってきます。
当初はキーワード出現率やサイトのページ数で評価基準を設けていたため、隠しテキストや直接内容と関係のないキーワードを埋め込んだページが大量に作られたりしていました。
2000年にGoogleが登場してからは外部からのリンクという新しい評価基準を設けました。これによってリンク(引用・推薦)されるページを高評価するようになりますが、大量のリンクを貼っただけのサイトや、検索クエリと全く関係のない内容のサイトが上位表示されるといったことが起きていました。
2010年以降は「パンダアップデート」「ペンギンアップデート」「ハミングバード」といったアルゴリズムを導入し、現在のような検索エンジンが築かれていきました。”

Googleのアルゴリズムアップデートとは

Googleは定期的に検索アルゴリズムのアップデートをして、検索エンジンの質の向上を行っています。大きなアップデート毎に名称が付けられていますが、主な種類は以下のようなものがあります。

パンダアップデート

パンダアップデートは2011年(日本では2012年7月)に導入された、良質なコンテンツを揃えたサイトを上位表示し、低品質なサイトを上位表示しにくくするためのGoogleアップデートです。
>>パンダアップデートの詳細はこちら

ペンギンアップデート

ペンギンアップデートは2012年頃より導入された、過度被リンクやスパム行為と見なされるサイトの順位を下げるGoogleアップデートです。

ハミングバードアップデート

ハミングバードアップデートは2013年に導入された「より会話に近い検索を実現するためのアルゴリズム」で、ユーザーの検索意図を読み取って関連性の高いサイトを表示するようになりました。

フレッドアップデート

フレッドアップデートは2017年に導入され、コンテンツ内容が薄かったり、過剰な広告や悪質なユーザー体験をもたらすサイト、およびモバイル対応していないサイトを下げるためのアップデートです。

アウルアップデート

アウルアップデートは2017年に導入され、事実と違う内容や攻撃的な内容で他者を非難するもの、またフェイクニュース(偽ニュース)の順位を下げるアップデートです。

モバイルファーストインデックス(MFI)

モバイルファーストインデックスは2018年導入予定のアルゴリズムで、従来パソコンサイトのコンテンツの評価で順位を決めていたものを、スマートフォンサイトの評価を基に評価して順位を決定するというアップデートです。

他にも名称のついたアップデートには以下のようなものがあります。

  • ベニス(ヴェニス)アップデート
  • ピジョンアップデート
  • パイレーツアップデート
  • ペイデイローンアップデート

今のSEOについて

現在は昔のような外部リンクによる評価に頼らず、コンテンツそのものの質やユーザーのニーズに合わせた検索結果になるようにアルゴリズムが組まれています。この結果、検索クエリとタイトルとコンテンツの内容が非常に重要になっており、SEO対策にはコンテンツの修正や新たにページを作成する必要があるなど、リニューアルの要素が高まってきています。また2018年より検索のアルゴリズムがモバイルインデックスを中心としたものにシフトする予定で、今後のSEOはモバイルユーザー向けにどう良質なコンテンツを届けるか、という点が重要になりそうです。

GoogleとYahooの検索の違い

GoogleとYahooの検索結果は、検索数や検索結果にさほど大きな違いはありません。2010年にYahooがGoogleの検索アルゴリズムを採用し、「ウェブ」「画像」「動画」の3つに関してはGoogleと同じ結果を表示するようになりました。それ以外の部分では各々独自の表示を展開しています。

ユニバーサル検索(ブレンド検索)

ウェブや画像、動画、ニュースなど、様々なコンテンツへのリンクを表示する検索サービスを「ユニバーサル検索(ブレンド検索)」と言います。Googleは検索クエリの意図・背景によって表示枠の種類や数・位置が変わりますが、Yahooでは固定の枠で表示される傾向が多く、枠・位置・数もYahooがコントロールしています。また、地図やニュース、ショッピング等の情報は各々独自のコンテンツを備えています。

UI

UIはGoogle、Yahooで独自のものを採用しています。Googleではリッチスニペットやナレッジグラフ、オーサーシップ等を表示しますが、Yahooにはこれらがありません。

キーワード入力支援

Googleはオートコンプリートになっており、ウェブの書き込みによって表示キーワードが左右されます。Yahooはキーワード入力補助になっており、現在進行形の話題に影響を受けます。

まとめ

SEOを理解するには、アルゴリズムの仕組み、GoogleやYahooの検索エンジンの方向性を理解した上で、検索結果で上位に表示されているサイトを解析することが重要です。SEOが分かると、検索ユーザーが満たしたい欲求まで理解できますので、コンバージョン率の高い改善ができるようになります。テクニカルなことだけではなく、検索エンジン全体を見通せるようになると、より効果的なSEOを実践できるようになるでしょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加